お問い合わせ

ホーム
分離発注(CM方式)
設計・監理を依頼する
住宅の設計     
当社では2002年より分離発注(CM方式)による家づくりを実践してきました。
分離発注を行うには通常の設計・監理業務の他に、業者選定や見積り調整、発注などを建築主を代理して行うCM業務(コンストラクション・マネジメント業務)が必要となりますが、当社は現在CM・アーキテクツ有限責任事業組合(略してCM-A)の会員として、CM方式とその業務の品質向上に努めています。

分離発注のメリット・デメリット
一括発注に対してまだまだ日本では少数派の分離発注ですので、イメージがわかないかもしれません。一般的に言える分離発注のメリット・デメリットを理解するために、一括発注と比較してみます。
 
一括発注
分離発注
備考
発注者に必要となる労力
契約や入金等の手間が多い
見積りの透明性
いろいろな比較が可能
工事費
安くなる傾向
あるいは「同じ値段でより満足度が高い建物になる」
ローンの借り入れ
金融機関に丁寧な説明が必要となることが多い
建物の完成度
分離発注の方が職人さんとコミュニケーションがとりやすい
引渡し後の対応
やや△
業者間の調整が必要で場合によって有料のCM業務となることがある

分離発注特有の問題
分離発注は手続き上「直営工事」、つまり自分で自分の建物を建てるということになります。 そのため「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(通称「(住宅)品確法」)や「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」(通称「住宅瑕疵担保履行法」)においても特殊な運用となりますがそれが発注者にとって不利にならないよう、CM-Aでは専門工事業者との契約形態を管理し、万が一瑕疵が発生した場合にそのための資力が確保されるように保険会社の瑕疵担保責任保険と連動するようにしています。相対的に発注者には何ら不利な条件を残すことなく、分離発注の利点を享受してもらうことが可能です。

実例
O宅
神奈川県横浜市青葉区/設計・監理/戸建住宅/木造金物工法/2階/分離発注/構造用用合板あらわしの「かくさない家」。PS冷暖房システム、外断熱が特徴
スパニッシュ瓦の家
神奈川県綾瀬市/設計・監理・CM/戸建住宅/木造在来工法/2階/分離発注/アイシネン断熱、もくまど、モイスなど、素材がつくりだす居住環境の質をデザイン
    光破風の家
神奈川県川崎市麻生区/設計・監理・CM/戸建住宅/木造在来工法/2階/分離発注/木の家としての質感と出る光、入る光にこだわったローコスト住宅
参考
・分離発注とは
工事の中で必要となる工種を基本的な単位として、それらを行う専門工事業者と建築主とが個々に直接工事契約を結ぶという発注方式。例えば鉄筋コンクリート工事、木工事、建具工事、電気工事、給排水衛生工事・・・と分けて発注するような場合をいいます。
・分割発注とは
工事の中で必要となる工種を、工事の期間や部位によってさらに細分化することにより、同一工種について複数の専門工事業者と契約を結ぶという発注方式。例えば工事全体をA工区とB工区とを分けて発注するような場合をいいます。
・品確法とは
「新築住宅の瑕疵担保責任に関する特例」「住宅性能表示制度」「住宅専門の紛争処理体制」の3本柱からなる法律。瑕疵担保責任については、基本構造部分に10年の瑕疵担保責任を義務づけています。
・瑕疵担保履行法とは
品確法で義務付けられた瑕疵担保責任も、業者に資力がなかったり倒産したりすれば履行されないままとなり買主または発注者の泣き寝入りとなります。それを防ぐために業者に供託または保険による資力確保を義務づけています。
事業系建築物の設計
ガーデンデザイン
分離発注(CM方式)
設計費(定額・定価制)
購入・維持保全の相談をする
建築家の書斎から
東風意匠計画プロフィール
募集情報
お問い合わせ
アクセス

有限会社東風意匠計画
 
プライバシー保護について
サイト利用に際して