一級建築士事務所でありながらマンション管理士事務所であるというの立場で、管理組合運営のお手伝いをします。
当社には管理組合コンサルティングのための国家資格であるマンション管理士、マンション管理業に必要な国家資格である管理業務主任者、防火管理の有資格者(甲種防火管理者)がいます(大川信行:首都圏マンション管理士会所属)ので、マンション管理に必要な知識について全般的にコンサルティングをすることができます。
具体的には以下のようなことが可能です。
■各種修繕・大規模修繕工事のコスト管理、分離発注業務(コンストラクション・マネジメント(CM)業務)
当社の強みであるCM業務の遂行能力を駆使して、各種工事の設計、監理、CM、また見積の査定や工事方法の検証等が可能です。
■防火管理体制の確立、消防計画書の作成
貴マンションでは消防法に基づく防火管理者は選任しているでしょうか。消防計画書は作成されているでしょうか。防火管理者が必要か否か、選任の仕方、消防計画書の作成、所轄消防とのやりとりの仕方、消火訓練・避難訓練実施の計画立案などが可能です。
消防計画書添付図の例
■外構、植栽計画の見直し、諸官庁折衝
既設のマンション(あるいは団地全体)の植栽計画の見直しをします。枯れた木が多い、あるいは逆に育ちすぎて邪魔になっている、枯葉や虫で苦情が多い、ガーデンデザインとしてもう少しきれいにしたい等の悩みに対してランドスケープ・アーキテクトの立場で新しい提案をし、実行のお手伝いをします。また植栽計画に関しては、条例に基づいて計画されていることが多いため、大幅に変更する際には諸官庁との協議や手続きが発生するとこがあります。そのお手伝いをします。
外構、植栽計画の例
■駐車場、駐輪場計画の見直し、諸官庁折衝
駐車場や駐輪場に関しては意外に需要と食い違った設計になってしまっていたり、年月を経ると状況が変わってきたりして、どうにかしたいと思いつつ管理会社と相談しながらもどうにもなっていないマンションあるいは団地が多いと思います。駐車機械、駐輪機械も含めて、現状の調査と新しい提案を行います。また
駐車場、駐輪場に関しても条例などで規定されていることが多いので、諸官庁との協議もお手伝いします。
■リフォーム問題の相談、規約の見直し
竣工時に前提となっていた性能を保つようなリフォームにしないと、建物としては品質の低下を招きトラブルになることこともあります。具体的にはフローリングの遮音性能などがこれにあたります。そうした問題が起きないような管理規約や細則にしておく必要があります。具体的な問題についても相談をうけます(ただし弁護士や特殊や測定の業者さんなどが必要になる場合があります)。
■建築基準法第12条に基づく特殊建築物の定期報告
法律では定期的に建物の状態を特定行政庁に報告するように求めていますが、マンションにおいてはあまりきちんと報告が行われていません。報告には一級建築士、二級建築士もしくは法律で定める技術者の調査が必要です。当社は一級建築士事務所の立場でこれをサポートします。
出張相談(議事録の提出を含む)は一回50,000円(税込、交通費別途)とさせていただきます。また今後の展開としてメール相談を検討しており、そのテストケースを募集します。
但し回答の内容、時期についてはお約束できません。回答は一般論の範囲にとどまります。
各受託料についてはその都度作業量を鑑みて見積りさせていただきます。