医療テナントビル(B1〜2F)とSOHO(3F)・賃貸住宅(4F)・オーナー住宅(5〜6F)をもつ複合ビルの4Fにある屋上庭園です。
オーナー住宅 から階段でアプローチでき、賃貸住宅の共用廊下から鑑賞できる庭で、住人には昼間開放されるものとして計画されました。
高木はヒメリンゴとミカンの2本です。実のなる樹が大好きな建築主のために、花が咲き、紅葉も楽しめ季節感がある、新植のヒメリンゴとこの場所に昔からあったものミカンの移植樹です。紫色のプランターにはラベンダーを、手前の花壇にはタイムなどの耐寒性のある常緑のハーブ等を数種類植栽しました。建物全体に共通するデザインとしてあみかごプランターもルーバーのような位置に配しています。
床はコンクリート平板(2重床の置床)、水景ベンチやあみかごゴロタ石など、ガラスやコンクリート、鉄といったシンプルな建築空間に緑や水といった自然の要素が同列で入ってくる、素材感のある庭をデザインしました。
(同ランドスケープのページも合わせてごらんください)
※この建物は芥AKによる企画・建築設計によるもので、当社は建物のランドスケープ計画(建物全体の景観を考えた建物外構と屋上庭園の設計)を担当しました。
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